2021-02

上方漫才を彩った人々(仮)

庭野千草・北斗七星

庭野千草・北斗七星は、戦前・戦後活躍した夫婦漫才師。七星は若い頃のミヤコ蝶々とコンビを組んでいたことがある。庭野千草は、七星の死後、人生幸朗と再婚。生恵幸子と改名し、ボヤキ漫才「人生幸朗・生恵幸子」として一世を風靡した。
上方漫才を彩った人々(仮)

砂川豊丸

砂川豊丸は、戦前活躍した漫才師。砂川捨丸の高弟であったそうで、師匠同様古風な漫才を得意とした。近眼で有名だったそうで、「出番をなめる男」なる綽名が今日まで伝えられている。
上方漫才を彩った人々(仮)

荒川歌江

戦前戦後活躍した女流漫才師。太夫役(ツッコミ役)をさせると天下一品と称された傑物で、浮世亭出羽助、松葉家奴、都家文雄といった大看板の相手役として人気を集めた。当人もまた芸達者で知られたという。
上方漫才を彩った人々(仮)

若松家正右衛門(初代)

漫才創成期における、漫才勃興の立役者であり、大看板。阿呆陀羅経を得意とし、三つの豆木魚と拍子木の阿呆陀羅尼経を完成させた。砂川捨丸、松鶴家千代八、荒川浅丸、河内家芳春、平和ニコニコなどと共に人気を競い合い、「若松家」一門を形成。人気漫才師を育成、輩出するなど、漫才の歴史に大きな足跡を残した。

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