和朗亭の記録 第1~20回

和朗亭の記録 第1~20回

 和朗亭は、1974年7月6日から1976年3月27日までの1年半、朝日放送で放映されていた演芸番組である。

 落語や諸芸への見識の深かった桂米朝が司会・席亭役となって、古い芸人や諸芸雑芸、時には自分も参加して古典落語を演じるなど、「古き時代の寄席」をモットーにした番組であった。

 当時の番組の多くが、現代的で人気者やタレントを先行させる中、この番組はあえてマイナーだったり、テレビ向きではない芸人を呼んで見せる所に価値があった。

 そのため、この番組でしか映像が残っていないなんていう芸人もいるし、全やらなくなっていたネタの復活なども頻繁に行われていた。

 浪曲の廣澤瓢右衛門や立体紙芝居の柳家三亀坊などは、この番組の中で完全復帰の足掛かりを見つけ、人気を再燃させるなど、上方演芸に寄与した功績は計り知れぬ。

 この頁では、第1回から20回まで出演した芸人たちを羅列していく。

 第何回、放送日と書いていく。放送日の後ろに「◎」があるものは、VTR、映像が残っているものである。これらはワッハ上方で見る事が出来るので、参考にしてみてください。

第一期(司会・桂米朝 安藤孝子)

1~10回目

第1回 1974年7月6日 ◎

笑福亭仁鶴『青菜』
中田ダイマル・ラケット『ボクシング漫才』
口上(桂春団治、平和ラッパ・日佐丸、笑福亭仁鶴、「声の出演」笑福亭松鶴)
ゲスト・秋田実

第2回 1974年7月13日

中田カウス・ボタン『漫才』
桂米朝『猫の茶碗』
ゲスト・吉田留三郎、波田久夫、西岡義憲(元安保係巡査)

第3回 1974年7月20日

横山やすし・西川きよし『漫才』
花紀京・原哲男『復活エンタツ・アチャコ』

ゲスト・中村鋭一、キダタロー、笑福亭松鶴

第4回 1974年7月27日 ◎

桂三枝『鰻屋』
島田洋介・今喜多代・松島洋子『二人羽織』
ゲスト・香川登志緒、笑福亭松鶴

第5回  1974年8月3日 ◎

五郎・文我『軽口』
一輪亭花咲・浮世亭歌楽・藤浪扇太郎『にわか・越後獅子』
ゲスト・藤本義一、桂小文枝

第6回 1974年8月10日

露の五郎・團丸・桂文我『怪談累草紙』
桂米朝『怪談ウラ話』
ゲスト・藤本義一、桂枝雀

第7回 1974年8月17日

夢路いとし・喜味こいし『漫才』
レツゴ―三匹『漫才』
ゲスト・長沖一、成瀬国晴

第8回 1974年8月24日 ◎

”第一回おーるど寄席”

アダチ龍光『奇術』
柳家三亀坊『立体紙芝居』
先斗町政蔵『人形踊』

第9回 1974年8月31日

笑福亭松之助・桂枝雀・桂べかこ『立体落語』
三人奴『漫才』

第10回 1974年9月7日 ◎

桜川末子・松鶴家千代八『江州音頭』
桜山梅夫・津多子吉田茂・松本さん吉『安来節』
ゲスト 森やすし

11~20回目

第11回 1974年9月14日

『落語裁判』

裁判長 笑福亭松鶴
検 事 桂米朝
被 告 桂春蝶
弁護人 桂枝雀
廷 吏 桂朝丸

ゲスト・山口祟

第12回 1974年9月21日 ◎

三遊亭小円・木村栄子『私の生きがい』
チャンバラトリオ『剣劇コント』

第13回 1974年9月28日 ◎

佐賀家喜昇・旭芳子『おとろしや』
横山ホットブラザーズ『音楽ショー』
ゲスト・小沢昭一

第14回 1974年10月5日

櫻井長一郎『声のスタイルブック』
前田勝之助『節真似』
柳家小三治『落語物真似』
トリオ・ザ・ミミック『物真似コント』
ゲスト・悠玄亭玉介

第15回 1974年10月12日

柳家小三治『もぐら泥』
桂米朝『軒付け』
ゲスト・大西信行

第16回 1974年10月19日 ◎

梅中軒鶯童『浪花節』
廣澤瓢右衛門『雪月花三人娘』
宮川左近ショー『浪曲ショー』
ゲスト 小沢昭一

第17回 1974年10月26日

コメディNo.1『漫才』
平和ラッパ・日佐丸『漫才』
人生幸朗・生恵幸子『ボヤキ漫才』
泉虹天『曲芸紙切り』

第18回 1974年11月2日

ザ・パンダ(林家小染・月亭八方・桂きん枝・桂文珍)
林家小染『禁酒番所』
ゲスト・桂小文枝、三田純市

第19回 1974年11月9日

寄席の踊り特集

三遊亭円馬・桂米朝『対談・踊り』
雷門助六『踊り』
桂春団治『五段返し』
小松まこと・あけみ『後ろ面』

第20回 1974年11月16日 ◎

”第二回おーるど寄席”

東五九童・蝶子『漫才』
浮世亭歌楽『オッペケペー節』
柳家三亀坊『立体紙芝居』
喜久平『こうもり』

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