上方漫才を彩った人々(仮) 二代目西川サクラ(丘みどり) 二代目西川サクラは戦前戦後活躍した漫才師・コメディアン。「丘みどり」という芸名の方が有名なのかもしれない。同名の歌手がいるが無関係である。上田五万楽の娘に生まれ、西川ヒノデに望まれて「二代目サクラ」として高座に立ったが、余り長続きせずに解散した。 2023.04.15 上方漫才を彩った人々(仮)
上方漫才を彩った人々(仮) 千葉琴月 千葉琴月は戦前戦後60年近くに渡って活躍した漫才師・女道楽の芸人。元々は邦楽・舞踊何でもござれの芸人であったが、戦時中女道楽の衰退を受けて、養子の琴昇、弟子の琴美をつれて「琴月連」を結成。トリオ漫才の先駆けとして上方を中心に活躍をした。 2023.04.01 上方漫才を彩った人々(仮)
上方漫才を彩った人々(仮) 宮アオバ・シゲオ 宮アオバ・シゲオは戦後活躍した夫婦漫才師。女流浪曲出身で美人なアオバとミルキー坊やとあだ名をとった喜劇出身のシゲオの取り合わせが売りで、アオバがシゲオをどやす女性優位漫才で人気があったという。シゲオは玉川スミの元旦那である。 2023.03.08 上方漫才を彩った人々(仮)
上方漫才を彩った人々(仮) 三田マサル 三田マサルは戦後活躍した漫才師。コメディアンから鳳啓助・京唄子劇団に入団し、同座の俳優として活動する傍ら、鳳啓助の弟・森山みつると「みつる・マサル」のコンビを組んだ。後年、京唄子と結婚し、京唄子の3人目の夫となった――が、これも離婚してしまっている。 2023.02.25 上方漫才を彩った人々(仮)
上方漫才を彩った人々(仮) 姿三平 姿三平は戦後活躍した漫才師。浅草四郎とコンビを組んで「三平・四郎」。ハイセンスなしゃべくりとコント仕立ての漫才で人気を集めたが、不仲のために早く別れてしまった。一時期東京漫才としても活動していた事がある。 2023.02.09 上方漫才を彩った人々(仮)
上方漫才を彩った人々(仮) 小唄志津子 小唄志津子は戦前戦後活躍した漫才師。幼くして漫才師としてデビューし、はじめは妹のミナミサザエ、ついで浮世亭夢丸、浅田家寿郎、再び浮世亭夢丸――と数々の名人を相手にし、晩年は夫の広多成三郎、荒川キヨシという形で落ち着いた。芸歴80年近いものを誇る長老であったという。 2023.01.30 上方漫才を彩った人々(仮)
上方漫才を彩った人々(仮) 東洋一郎 東洋一郎は戦前活躍した曲芸師。当人は漫才師ではないものの、妻が柳家雪江であった事や吉本興業に所属をして、曲芸を見せていた関係から採録することにした。太神楽を元にした曲芸やコミック奇術を得意とし、1930年代まで第一線で活躍を続けていたという。 2022.12.12 上方漫才を彩った人々(仮)
上方漫才を彩った人々(仮) 河内家芳春(初代) 河内家芳春は漫才勃興期に活躍した上方の漫才師。河内家千代鶴と共に河内音頭から漫才師となり、「河内家」の一流を立ち上げた。河内音頭の名門として君臨をし、多くの門下を輩出。ミスワカナ・玉松一郎、ミスワカサ、河内家菊水丸なども元を辿るとこの芳春に行きつくという。 2022.11.20 上方漫才を彩った人々(仮)
上方漫才を彩った人々(仮) 太刀原幸門 太刀原幸門は戦前戦後活躍した漫才師・浪曲師。元々は浪曲師であったが、浪曲不況で音頭漫才ショーに転向。家族ぐるみで「太刀原幸門ショウ」を率いていたが、最晩年に浪曲界に復帰し、師名「二代目日吉川秋斎」を襲名。関西浪曲界の古老・貴重なケレンの演者として活躍。 2022.10.25 上方漫才を彩った人々(仮)
上方漫才を彩った人々(仮) 島若夫(京山幸城) 島若夫は戦後活躍した漫才師。安来節一座を経営する両親の間に生まれ、幼くして漫才師として舞台に立つ。戦後、大阪へ出て島ひろしの門下におさまり、ミスひろみと漫才コンビを結成。中堅として売り出したが、中年から志をかえて浪曲師に転向。「京山幸城」を襲名した。 2022.10.20 上方漫才を彩った人々(仮)